ヨーロッパの経済

第二次大戦後のヨーロッパは、ECに見られるように、内部的には積極的な国際統合をすすめてきました。


しかし、同時に外部に対しては統合に根強く抵抗するゴーリズムー日本語でいえば「ドゴール主義」的動向も内包してきました。


このゴーリズムの特徴は、アメリカとの政治・経済的統合を拒否してヨーロッパ独自の路線を模索していこうとするものです。


従来フランスは、アングロ・サクソンのイギリス、アメリカに対して、ヨーロッパ大陸国家として独自の地位を主張してきました。


第二次大戦後、イギリスが自国の防衛をアメリカと一体化した形で構想したのに対し、フランスはドゴール時代から独自の核を開発し、アメリカの世界戦略に組み込まれることを拒否し、フランス独自の外交、防衛政策を展開してきました。


つい最近でもフランスは、リビア制裁のために米英と足並をそろえませんでした。


アメリカの影響下には入りたくないとするこのゴーリズム的色彩は、フランスだけに限ったことではありません。


多かれ少なかれ、ヨーロッパの大陸国家全体に見られる傾向でしょう。


ゴーリズム的発想は、ECの独立を堅持して、反米主義とまではいかないまでも、アメリカとは一線を画した政策を展開していこうとします。


EC全体は統合化していきますが、アメリカとは切り離した形でいきたいというわけです。

中国の経済 3

日本、ソ連、八路軍、国府軍が日がわりで占領、撤退をくり返した中国の東北部、旧満洲。


ここでは、戦後になっても多くの農民が、五星紅旗、青天白日旗、日章旗、ソ連軍の赤旗、そして星条旗の5つを隠しもっていたそうです。


いつ、どこの軍隊が自分たちの土地を占領するかわからない・・・。


いつでも占領軍に対応できるように、との配慮からです。


この中国農民のオポチュニストぶりは、中国に住む大衆の現実感覚を鋭く表しており、それを笑うことはできません。


中国の政治・経済はこの農民の現実感覚が示すごとく、これからも長い間ジグザグのコースを歩むことになるでしょう。


現在のところ、きわめて魅力的で、多くの企業を引きつけている中国市場。


しかし実際のところ、今後15~20年にかけては、期待されるほどの市場効果を発揮しえず、行きづまった先進国経済を牽引するほどの爆発的な成長はまずみこめないと思っていいでしょう。

中国の経済 2

共産党支配下の中国の歴史は、右へ行ったり、左へ来たり・・・


きわめて政治的に不安定な歴史でした。


実務派官僚が近代化政策を推進すると、それに対する思想重視派の反動で、整風運動などのイデオロギー的な締めつけが激しくなります。


そして、しばらくすると、その反動にたいして近代化の波が起きるといったジグザグのくり返しです。


中国に多大な混乱と流血をもたらしたあの文化大革命も、毛沢東を中心とする思想派が劉少奇を中心とした実務派に対して仕掛けた権力闘争であり、四人組裁判はその思想派に対して実務派がおこなった報復劇でした。


こうした明日はどうなるかわからないという状況の中で生きている中国の農民は、基本的には生活がよくなればいいのであって、イデオロギーなどどうでもいいというのが正直なところでしょう。

中国の経済

私は、文化のみがその国の未来を決定するという文化決定論者ではありません。


もしマルクス主義=毛沢東思想が中国の超長期の動向である資本主義的近代化とあい入れる思想であれば、それが長く中国に土着化していく可能性もあるでしょう。


しかし事実はまったくその逆です。


そこでこの中国的に変容されたマルクス主義も、長いタームから考えれば、結局は放逐されていく可能性が高いです。


その場合には、中国は真の近代化をなしとげ、資本主義大国に生まれ変わるでしょう。


ただし、中国の支配層の問には、もし、中国にいまの共産党のような強力な統一的政治組織がなくなり、かつイデオロギーも消滅して、そこに外国資本が自由に投資できるようになったとしたら。


再度、19世紀的な植民地状態が再来するのではないかという恐れが根強いです。


中国政府には、かつて日本をはじめとした列強諸国が、強盗のようにして租界を創り、各地を割譲するといった状況が、ふたたび来るのではないでしょうか。


そこまでいかなくとも、中国大陸が、外国の資本主義の餌食となって喰い荒らされてしまうのではないかという、強い危機感があるはずです。


この不安感が強く働いている以上、中国政府はたとえ本格的な近代化を決意しても、変化を急速に推進することはできないでしょう。

完成後のメンテナンスも大切

マイホームづくりは建てたらそれで終わり、というようなものではありません。

こまめな点検とメンテナンスが住まいを長持ちさせる秘訣です。

問題点を発見したら、すぐに修理の手配をしましょう。

なるべく被害の少ない段階でトラブルを発見して対処すれば、メンテナンスのコストを低く抑えることができるのです。

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設計者、施工業者とコミュニケーションをとる

家づくりは共同作業です。

設計者、施工業者、現場の職人さんなど、関係する人たちとの良好なコミュニケーションは、満足できる
家をつくるためにも重要になります。

建築現場を見学に行ったときには職人さんにも挨拶をして、感謝の言葉を伝えましょう。

ただし、作業の手を止めさせるようなおしゃべりは厳禁です。

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施工業者にもコスト削減の提案を聞く

実は設備機器などは、メーカーによって施工業者の仕入れ値が変わってきます。

A社のものはあまり割引がきかないけれど、B社かC社の同ランクのものなら安く手に入るなどという状況が起こり得ます。

「メーカーは施工業者におまかせ」にすることで、コストダウンが図れます。

また、工事面で手間がかかり、コストアップになっている部分などもあるでしょう。

施工業者にもコストダウンの提案をしてもらうことで、より効率的な家づくりができるのです。

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見積書を見て、仕様の再検討もあり

仕様が決まり、詳細な見積書ができ上がったら、もう一度、内容を検討します。

希望がきちんと反映されているか。

記載されていない設備や内装材などがないか・・・。

などなどをチェックして、見積もりもれがあれば修正を依頼します。

すべての見積もりがされている状態で、予算オーバーになっているようなら、工事請負契約を結ぶ前であれば仕様の変更が可能。

なので、コストダウンできるところがないかを再検討しましょう。

疑問点は放置せず、必ず確認する

家づくりでは、さまざまな専門用語が使われます。

よくわからない言葉は、その場で確認する習慣をつけましょう。

疑問を残したままプランニングを進めると、「こんなはずじゃなかった」と思うことにもつながりかねません。

積極的に質問して、納得しながら家づくりをしていきましょう。

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希望に自分なりの優先順位をつける

限られた予算で満足できる家をつくるコツ。

それは、「こだわるところ=お金をかけるところ」と、「コストダウンしていいところ」のメリハリをつけること。

全部をローコストにしようとすると、満足度も低くなってしまいます。

まず、「これだけは実現したいこと」を3つに絞ってみましょう。

この3つの部分は、コストのことをあまり考えずに贅沢をします。

それ以外の部分で、リーズナブルな内装材や設備機器を選ぶなど、予算内に収まるように調整すればいいでしょう。