孤独な人の対人反応 3


被験者の孤独感の程度を知らない評定者にビデオを見せ、被験者の非言語行動の質的側面と会話スキルを評定させました。


・・・その結果、孤独な人は、そうでない人に比べて、表情の表出と視線の用い方に適切さを欠き、言葉は不明瞭で、速さも不適切でした。


また、自らの経験や意見についての表明が少なく、相手に質間をせず、相手に対する反応や同意が少なく、会話に積極的に参加しようという印象が薄かったそうです。


・・・つまり、孤独な人の自己表現にかかわるスキルも会話維持のスキルも、ともに不適切でした。


このような、社会的スキルのまずさは、孤独な人の孤独感を強める働きをしていると思われます。


なぜなら、孤独な人の対人反応は、相手に楽しさや心地よさなどの社会的な報酬を与えることがほとんどないからです。


社会的な報酬を与えてくれない人に、まわりの人も関わりを持とうとしなくなるでしょう。


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