孤独な人の対人反応
数少ない研究は共通して、孤独な人の対人反応のまずさを指摘しています。
たとえば、同性と異性に交互に個人情報を開示させたソラノらの実験によると、孤独な人は、そうでない人に比べて・・・
相手が異性のときには親密度の低い話題を選びましたが、同性のときには親密度の高い話題を選んでいました。
・・・しかも、選ばれている話題の親密さの水準が、その場で期待されている水準に対して不適切でした。
初対面の人に対する孤独な人のこのような自己開示のパターンが、相手からの開示を徐々に減らす働きをしていると解釈されています。
ジョーンズらは、孤独な人の社会的スキルのまずさを対人反応の質的な側面から検討しています。
孤独感の高い、あるいは低い男女の大学生を初対面の異性とペアにして話し合いをさせ、その様子をビデオカメラで記録しました。
このビデオテープを再生し、被験者の孤独感の程度を知らない評定者に、被験者の言語行動に関して評定させました。