地獄の沙汰も… 2
ということは、教科書会社にしても、印刷会社にしても笑いがとまらない。
このため、あの手この手の採択競争が行われるが、その最たるものは金である。
彼らはいかにして、採択競争戦線でばらまく金を作るのか。
その話を紹介する前に、ついでだから、教科書の位置づけをしておきたい。
五十九年度用の場合みると―小学校の各学年児童一人当り教科書費は平均二千百七十五円(小学校児童数は千百四十六万四千二百二十一人であるから、この総額は約二百五十億円となる)、同じく中学校生徒は三千三百三円(中学生数は五百八十二万八千八百六十七人で、その総額は約二百億円)である。
少子化で子どもの数が減り始めたといっても、やはり教科書の世界が儲かっているのは不思議ですね。